第四部 昨日は晴れのち曇りでなんとかもちこたえた天候が、今朝から崩れてしまい、朝から雨降り。ゲーム中も雨合羽が手放せないほどではないが、これは昨日から疲れた身体には正直やる気を失うほど辛い。しかも開始早々の第5ゲームで我々Jチームのリーグ戦は終わってしまい、ポイントが確定してしまう。雨がひどくならないことを祈るばかりだ。 ラストゲームは上方からの攻め。斜面を駆け下りなければならないので、どちらかというと攻めにくいし、ポリタンも奪取し辛い。この雨の中では、下のブッシュの中と上方ブッシュの裾は川のようになっている。みなさんずぶ濡れの激闘で、なんとか引き分けに近い30Pを確保。
最後のゲームがアーマードテロリストゲーム。テロといえば立て篭もりなので、願わくば建物の中で出来ればサイコーだが、この山ん中ではムリなので、立て篭もり出来ない分、いろいろとテロリストに有利な条件がつけられた。まず、我々SWATは本部から支給されるスナイパーライフル一丁を除いて、ハンドガン限定。テロリストはマシンガンで撃ちまくる。そのうえ、テロリストは丸見えなので身体に弾が当たってもヒットと見なさず、頭上に設置された風船が割れた時に死亡扱いとする。勝利条件は、時間内にテント内に捉えられた人質を救出すること、もしくはテロリストを全滅させること。 この厳しい条件でも、ほとんどSWATの勝利に終わっているというから、これは負けられない。そしてゲームは2チーム合同ではなく、別々に行う。先攻はもう一つのIチーム。 その様子を見ると、雨でBB弾が弱まったのか、風船の表面が雨で滑るのか、当たっても全然割れない。かなり不利なことになってしまった。Iチームは苦戦しながらも、なんとか制限時間ギリギリ救出に成功したかに見えたが、残念ながら失敗に終わった。 Jチームは、ここで今回初めて作戦を立てた。とにかく火力では太刀打ち出来ないので、バラバラに攻めるのではなく、一点集中、テロリストを一人ずつ倒していこうとの作戦。しかし、始まってみると、今までのフィールドとのギャップと雨で、思うように動けない。バリケードも思ったより小さく、テロリストから丸見えで、容赦なく撃ちこまれる。次々に野戦病院に向かう仲間。なんとか近くのバリケードにとりついて風船を狙うものの、やはり雨で弾が滑って、命中したのに割れない風船に、みなイラ立つ。 その頃、すでに自分は2度のヒットを喰らいセーフティーでの観戦モード。制限時間の15分は刻々と迫り、味方も次々と戦死、残り数分となってしまい、救出できなかったら恥ずかしいなぁ、と思って見てたら、DHCの伊藤少将ほか数名が一斉に突撃!ギャラリーは伊藤少将の抜刀突撃を期待したが、さすがにマシンガン相手にそれは無謀。しかし実は、突撃の相手のテロリストは弾切れで空撃ちだったらしい。モーゼルで風船を見事に割ってテロリスト本部に突撃、数人がかりで人質を救出した。辛くも我らSWAT側の勝利に終わった。
最終第7ゲームは休憩で、チーム毎の撮影。雨で装備がグダグダになって猛烈に疲れた我々はほとんどが250VS250も不参加。雨が止んできたのでテントは撤収し、早めに着替えてしまった。
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