第八部「フラッグ戦は苦手・・・」 １０時５０分から第６ゲーム、第Ⅰフィールド、対Ｇ・Ｈチーム。再びKチームと組んでの大規模フラッグ戦。陣地も同じく上方。とにかくここは攻めにくい。戦闘がブッシュの中と外で、完全に分かれてしまう。これだけの大人数なら、フラッグは誰かが守ってくれるだろうと、スタートと同時に突撃隊３名は敵フラッグへの最短ルートを行く。その他数人で進むが、いきなり敵の懐に飛び込むわけだから守りは堅く、坂本司令官に続き、自分もヒット。  野戦病院に戻る途中も攻め込まれているのか、既に激戦。陣地周辺が慌しい。左翼のブッシュを進んだ敵が、もう陣地の近くまで来ているらしい。ブッシュの境界は、かなり草が深く、敵味方の区別がつかない。ブッシュの中で入り乱れているらしく、狙いが定まらず、迷っているとブッシュの中から撃たれて戦死。味方の流れ弾とも思えず、やはり敵が接近していた。隠れもせず無防備にしていた自分が甘かったようだ。 セーフティーに戻ると、同じように、陣地に近いブッシュから撃たれたという味方の戦死者が何人も居た。戦線がバラバラなので、こんな事態になるのだろうか。味方が続々とやられて戻ってくるので、フラッグを奪取されるかと思ったが、時間切れでなんとか引き分け。双方４ポイント。どうも、Lチームはフラッグ戦が苦手らしい。  最終第７ゲームは第Ⅳフィールド、対○チーム。これでフラッグアタックが決められれば、もしかすると・・・ということもある。このフィールドも、第Ⅴフィールドから続く例の森林浴のためという木道が、ど真ん中を突っ切っている。それが邪魔だというつもりはないし、あればあったで、バリケード代わりに使える。それよりも、このフィールド、かなり長い。昨年は野戦病院ゲームだった所だ。 今回は右翼から進軍、これだけ長いとなかなか会敵しない。控えめに進んだが、先頭がやられて最前線になってしまった。なかなか援軍も来ない。敵の話し声が聞こえて来るほど近い。持ちこたえられず結局撃たれた。野戦病院に戻るが、さすがに疲労も溜まり、突撃する元気も無い。最後は左翼の援護に周ったが、やはりこれだけ遠くては、双方フラッグに近付くこともなかったようだ。時間切れの引き分けに終わった。 |
