2002/08/17・18 ASCS参戦報告


 第七部「圧勝スタート」

第5ゲームは9時半スタート、我々は第Vフィールド、対Eチーム、ハンドガン戦のバリケード確保ゲーム。昨年はブッシュだったが、今回は駐車場のような平地に、ほぼ正方形のエリアを作り、例のバルーン型バリケード十数個鎮座、そして、めくって色を変えるバス停のような陣地がお互い10個ずつ。一箇所に着き2ポイント。
これはもう、スタートダッシュにかかっている。そのことはLチームの面々も、見て判っているようで、みんなウズウズしている。スタート位置につくと、意外に相手との距離は遠い。スタートで、すぐに弾に当たるようなことは無いみたいだ。
  
ホーンの合図でスタート、フットワークのいい人が飛び出して、真ん中より少し相手側のバルーンに取り付く。四方八方から弾が飛んできて、うっかり体の一部でも見られたら打ち込まれる。それは相手も同じで、敵の足がこちらから見えている所を狙って打ち込んでいるのだが、どうも、この弾が飛び交う状況では、足に当たったぐらいでは敵さんも気が付かないらしい。こんなことでゾンビだのクレームつけても仕方無いので、突撃して突破口を開くしかないのだが、迷っているうちに、自分が隙間からの弾に当たってヒット。
野戦病院に戻って復帰。ハンドガンとはいえ、このフィールドかなり広いので、弾の消費量が凄い。後方のバリケードに隠れて何度もマガジンに補充。自分は二つしか予備が無いので、突撃する味方を牽制する度にいそいそと補充。かたや6−Oの面々は重装備で、予備マグを10本(!)持ってる人もいて、それを全て打ち尽くした挙句、弾込めしたとのこと。その6−Oは右翼で突撃して突破口を開き、相手の陣地のバリケードも続々確保。左翼の味方も元気良く突撃していって、敵陣地のバリケードを侵食していく。
ただ、フィールド左翼のラインギリギリにブッシュがあり、そこから進んで来る敵もいて、油断してるとブッシュから撃ってくる。しかし、ついにはLチームがフィールド内のバリケードを完全に確保。ブッシュに隠れていた敵も数人で取り囲み、正に「狩る」状態で仕留め、全滅したかと思われた。ところが、「復活するぞー」との声。一回目のヒットなら負傷なので、野戦病院から復帰することを忘れていた。それも味方が制圧している中での復活では、ヒットされるのは時間の問題。まだブッシュの中に隠れている可能性もあるので警戒しつつ時間が経過。

そしてホーンが鳴りゲーム終了。20対0でLチームの完全勝利。昨日の初回のゲームがウソのような動きで、チームの雰囲気も良くなった。これは上位に食い込むかもしれない。残る2ゲームは通常フラッグ戦。そのポイント次第で上位入賞は決まる。