2002/08/17・18 ASCS参戦報告


 第五部「トラブル続き」

第4ゲームは夕暮れ迫る17時スタート。第Xフィールド、対Iチーム。昨年はハンドガンでのバリケード確保ゲームの場所だが、今回は初登場の「風船ゲーム」。手賀沼でもたまにやったことがある。フィールド内に隠されている、相手の色の風船を割っていくのだ。風船は10個ずつで各2ポイント。ライフルなどで打ち落とすことも可。

第Xフィールドの向こうは川を渡って昨年可動フラッグ戦をやった私道に続くはずだが、なんと架かっていた橋が無い。外す必要があるとも思え無いし、豪雨の時に流されてしまったのだろうか。橋の両岸はかなり無残にえぐられており、こちら側は落ちないように大きな岩石で通行止めのようにふさがれた。
  
川の橋が無くなったと思ったら、今度は森の中に、第Xフィールドの真ん中に橋が架かっている?!橋と言うよりは「通路」である。木製で、かなり頑丈、路面も真っ平ら。なんでも、車椅子でも森林浴が出来るようにと、こしらえるらしい。ただそれは、まだ未完成で、途中から外枠だけになってしまい危険なので、あまり使わないようにとのことだ。陣地は奥になった。昨年バリケード確保ゲームで、かなりポイントを稼げたパターンだ。

今回はギリギリのところだったが集まりも良かったので、全体のホーンに合わせてスタート、すると思いきや、突然ストップがかかる。なんとこのフィールドに一般の人が立ち入ったとのこと。まさか草木を掻き分けて入るはずも無く、見たら、例の木製通路に中年の御仁数名が突っ立っている。と言うことは堂々と入口から入ってきたワケで、FMは制止出来なかったのだろうか。事情がよくわからぬまま、数分待たされ、立ち入った人がフィールドを出たことを確認してゲーム開始。終了時間は当然同じ。

さすがにこのゲームは、先手必勝であることをみんな分かっているようで、まず自分たちの色の風船エリアを確保し、その後、相手の色の風船に取り付くためにと、通路沿いを猛ダッシュ。最低でも、自分の色の風船を守れば負ける事は無い。陣地側の風船は少し残し、敵との境界にある風船を守りつつ前進。敵を風船の射程距離に入れてもいけないから、とにかく近付けないように牽制。しかし、どうもこの風船、割れにくいらしい。空気が少し抜けたものがあったらしく、かなりの至近距離で打ち込んだのに割れない、とのクレームが終了後についた。しぼんだものは割れたと見なす、というが、それはどちらのポイントになるのか微妙だ。
左手からも味方がかなり進軍したらしく、かなり前方で銃声がする。気を取られていたら、ヒットされた。野戦病院に戻ってマーカーをとってもらおうと、肩口を見たら、マーカーが無い!姿勢を低くして進んだ時にひっかかって剥がれてしまったらしい。慌てても、もう遅い。FMも一回目だとは分かっているが、マーカー無しは戦死と見なす、というルールに基づき、一発戦死となってしまった。マヌケである。おまけに、ハンドガンまで、フィールド内に落っことしてしまった。
  
川沿いのセーフティーゾーンで戦況を見ていると、どうやら優勢らしいのだが、なんだか騒がしい。相手チームの戦死者がフィールド側で待機しているのだが、流れ弾が飛んできたらしく、痛いのはともかく、我慢してればいいのに、「流れ弾が飛んで来ている(から気をつけろ、と言いたいらしい)」と大声でフィールドに向かって叫んでいる。戦死者が戦況を左右するようなことを言っていいのだろうか、とも思ったが、個人同士で注意するのもトラブルの素で良くない。しかし、その戦死者がまた、「弾が飛んで来てるって言ってるでしょー!」と、また大声。さすがに相手チームの同朋がなだめているが、なだめるんじゃなくて、それはマナーを注意するべきでないかな、とも思う。
すると今度は相手チーム側からなんだか不穏な空気。どうも、味方の銃がレギュオーバーなのではないか、とのクレームが聞こえる。なんと、相手チームに流血者が出たらしい。
それに、先程ゲーム直前にフィールドに立ち入った中年の御仁が、まだ近くをうろついている。何やら携帯で連絡を取っている。この通路の管理でもしているのだろうか。我々が無断でここを使っていると思われているらしい。編集長まで出て来て対応している。どうも、このフィールド、トラブル続きだ。

なんとかゲームが終わって全員集合すると、やはり先程のクレームでLチーム全員、再度パワーチェックすることになった。まさかと思ったら、ホントにチーム内から、レギュオーバーの銃が出てしまった。朝のチェックは通ったはずだが、気温の上昇によりオイルの滑りが良くなってしまう、若しくはここが高地で気圧が低いため自然にパワーが上がってしまうことなど、良くあるらしい、とは編集長の弁。彼の銃は本部に一時預かりとなった。
話し合いの結果、勝敗には関係しないとのことで、Lチーム18ポイント、Iチーム2ポイントと、Lチームの圧勝に終わった。が、あまり後味は良くないようだ。何もこの銃一丁で勝ったワケではないのだから、気にすることはないのだが。自分のハンドガンは本部に届いており、無事手元に戻った。