エピローグ 「好評価」 閉会式と、カスタムガン・コスプレコンテストまで時間も無いが、我々は出場しないので、とっとと片付け。平地でクルマにも近いので、例年に比べ非常にラクで早い。着替えまで済ませて、駐車場の中の本部テント前で、コンテストを眺め、成績発表。 我々Kチームは同点4位。2位が同点2チームあったので、得点では3位の好成績。トラブルもほとんどなく、思ったより楽しいイベントだったと、概ね参加者の評価は良かったようだ。但し、ファーストが来てないことをはじめ、ショップの少なさが、活気の減衰に繋がったことは残念だ。 最後のお待ちかね、景品の配布だけは、例年と同様だったので、これはまあまあ盛り上がった。第1ゲームでフラッグアタックを決めた方に、まず賞品を一番に選んでもらい、後は希望のモノをジャンケンで競り落とす毎年の方法。サカモト隊長は賞品が並んだとたん、あるモノしか目に入らなかった。ひときわ大きい、G.Iジョーの乗ったバギーである。サバゲーには全然関係ないモノだとは思うが、子供の手土産になるのはこれしかない。昨年はジャンケンに負けて、G.Iジョージープを逃しただけに、今年のバギーに賭ける思いは一段と強いようだ。その気合を皆、察知したのか、バギーに立候補するものはサカモト隊長以外におらず、見事にゲット。その夜、坂本家は、遅くまでバギーに子供達が群がっていた。自分はハンドガンのソフトケースを頂いた。タクティカルマスターのケースが無くて困っていたところに、ちょうど良かった。そういえば、グロックはまだ壊れたまんまだ。賞品は小物の数が多く、一人あたり、二つ三つ行き渡った。リーダーの宿命か、モッチー大将は賞品を選ぶいとまも無く、最後まで世話焼きに徹しておられた。2日間、ご苦労さまでした。 撤収も思いのほか早く、毎年恒例の三国街道沿いのうどん屋で昼食を採り、市川へ無事帰還。怪我も無く、天候にも恵まれ、上々の日程だった。 ![]() 参加前は、そろそろASCSも潮時か・・・と、いろいろ危惧されてはいたが、様々な改善が施され、印象が良くなったことは喜ばしい。ゲーム内容に変化をつけたり、フィールドを全体的に広げたり、駐車場をそのままキャンプにして移動を少なくしたり、弾丸の事前支給で進行がスムーズになったり、ヒット数を勝敗から除外し、カウントする手間を省いたり・・・他にもあるだろうが、特に今年の改善は理に叶った事が多く、好評だった。スタッフの動きも良く、FMもゲームに慣れた方が多く、説明などもスムーズで分かり易く、言葉遣いなども概ねしっかりしていて、手作りのイベントを一丸となって成功させようという熱意が伝わった。但し、誰もが口を揃えて、これでショップが充実していれば・・・という、唯一の失点が目に付いたのが残念だ。ショップの件は、ASCSに限ったことでは無く、サバゲーの各イベント全体にも目に付くことなので、Arms編集部だけの失点ではないのかもしれない。 終わってみれば、TPOとしても結果が出せたし、トラブルもほとんど無く、無事に終われたので、来年に希望が持てたことが、大きな収穫と言えるだろう。 以上報告終り。 ASCS2001 わがまま突撃隊参戦記 記録係 ツシマ少尉 |