2017/09/10 戦況報告

TPO最大イベントである長時間戦を行いました
(SAVAS:TPO長時間戦)

過去、最後にまともに長時間戦が行われたのはいつだったか・・・
そう、あれは2012の秋 長時間戦の戦場をこのSAVASに移した最初の年だった

あの時以来、TPO長時間戦は空前絶後の苦難の道を歩むこととなった
4年連続で悪天候に見舞われ、中止だったり、BBQのみだったり
時にはちょっとだけゲームしてお茶を濁したりと散々な結果となっていた

もう長時間戦は無理なのではないか?
神はTPOから長時間戦を取り上げたのではないか?
そんな噂が東葛地区に広まりかけた2017年は 見事な秋晴れの下に長時間戦を開催することとなった

SAVASさんにお世話になるのも今年で6年目となりました
その内4回は雨でまともにゲームが出来なかったのです
早めに到着した隊長号の乗組員たち
雨天はカツヲ隊員が連れてくると言われていましたがこれで払拭できたかな?

長時間戦の開催まであと1カ月を切った頃に突如ヨッシー代表から「段ボールが余ってるので段ボール戦車やりませんか?」という提案が舞い降りてきた
どうやら今回の長時間戦が不発を含めて20回目の節目となるよう。
折角なので往年の古代兵器を復活させるのもありかと判断し大した目算もなくグダグダな運用となることも承知の上で段ボール戦車を再採用したのだった

ヨッシー代表が段ボールを大量にもってきました
もしかしてこれは懐かしの「アレ」が復活ですかね?
隊員たちも準備に余念がありません
マサイ隊員やフドウ隊員は初めての長時間戦ですもんね

長時間戦当日
5年ぶりの雨の無い長時間戦の朝となった
すでに長時間戦の段取りを忘れかけている脳ミソをフル回転して準備と段取りを行う
フラッグ位置、会費、昼食、BB弾の支給、段ボール、長時間ならでは準備もあるので毎回大慌てだったのを今更に思い出して大慌てしているのは仕方ないことだと思う

るー君と一緒に今年のフラッグ位置を確認しました
前回からかなりの年月が経っていたので「こんな感じだったっけ?」と2人で不安になりながら場所を決めたのは内緒です
受け付けで会費を徴収してBB弾を支給します
この一袋だけで長時間戦を乗り切らなければなりません
朝礼では長時間戦ならでは注意事項を伝えておきましたが大事な事はヨッシー代表が話してくれました

集合写真はSAVASのスタッフさんに撮ってもらいました
レポート内の何枚かはSAVASさんのHPから頂いたものです

ゲーム後はいつもバタバタと片付けをしてしまい集合写真まで気が回らないことが多いのであらかじめ撮影しておいた
そして今年の部隊編成は以下の通りである

D&U連合軍 ダイハードクラブ・uMAC・・・7名
わがまま連邦軍 わがまま突撃隊・R★K・・・・7名

 

 今年は同数の戦力となっているが前回のフル長時間戦と比べて人数が減っているのが残念である
わがまま突撃隊としても過去10年で最も過酷で最も参加人数が少なかった熱砂のデザートユニオン戦と変わらぬ人数となってしまったのはやはり隊長として隊員のスケジュールを調整しきれていないことが原因の一旦として反省せねばならないだろう

フィールドインして戦闘準備をおこないます
この段ボールが今年のキモとなるかは始まってみないとわかりません
マサイ隊員が差し入れしてくれたドリンク剤で全員がドーピングします
スポーツじゃなくて遊びなのでドーピングありです
いよいよ段ボール戦車の製作開始です
ここに写っている隊員で段ボール戦車に搭乗した経験のある人は1人もいませんので手探りで手作りしていきます
マサイ隊員の華麗なカッター捌きでガンダ・・・じゃなくて段ボール戦車が続々と量産されていきます

いよいよ長時間戦が開始された
まずは段ボールによる準備時間が30分採られるのでその間になんとか戦力となる段ボール兵器を構築しなければならない
そこで隊長は初めに段ボール戦車のポイントだけ説明してほとんどのデザインと製作工程を若い隊員のイマジネーションに任せることにした
いわゆる「ほったらかし」である
当然の結果というべきかアニメロボット世代である彼らが作る戦車とは「機動戦車(士)」に近いシルエットとなっていた

時間がそんなにないのに初号機は力作となっています
結局4号機まで作りました
それぞれに特徴のあるモデルになったと思います
そして出撃!
はっきり言って足手まとい以外の何物でもありません
最前線に段ボール拠点となるべく随伴歩兵のバッハ隊員の指揮のもと前進駆動するフドウ戦車
裏画面では完全に不動戦車になっております

果たして段ボール戦車の効果は如何程であったのか戦況からするとあまり芳しいものではなかったと思われる
それでも面白い写真が撮れたりしているのでまぁグダグダになると判っていたことを考慮すれば上出来だったのではないだろうか

そして今年の長時間戦では今までと決定的に違う事があった
それはBBQを廃止してフィールド提供の昼食とした事と昼食を摂るということで午前と午後の2部制でのゲームとなった事である
BBQに関しては我が隊は比較的若者もいるので肉が喰えればOKという感じだったのだが、他の隊では高齢化が進み焼肉系が辛い感じになってきているようであるTPO全体としての平均年齢もおそらく40代に入っていることを鑑みると致し方ないことなのかとも思われる

今年はBBQを廃止してフィールドさんにカレーをお願いしました
BBQの仕度が無くなって楽にはなりましたが長時間戦の楽しみがひとつ減ったとも言えますね
カレーは人数よりもちょい多めに注文しておいたので存分に御代わり出来たと思いますよ
これまたマサイ隊員の差し入れのアイスです
秘密装備のおかけで昼になってもカチコチでしたね

食事の支度がなくなったことでよりゲームに集中出来るようにはなったがそれはそれで疲労度が増すので微妙なところではある
午後からはフラッグを一旦リセットしての戦闘となったが果たして戦局に変化はあるのだろうか?

午後のゲームはフラグは一旦リセットして開始しましたが隊長は相変わらずヤグラからの索敵と威嚇、そして左右の班への指示をだしてました
右翼はカツヲ隊員とマサイ隊員とワタナベさんががっちりと守ってくれました

戦闘開始後は各所への配置までは順調であったが一進一退の攻防が長く続いていた
隊員達も同じ状況が延々と続くことで疲弊と焦りを滲ませていることが手に取るように伝わって来ていた
まぁ ぶっちゃけて書くと この戦闘に飽きてきていたのだと思う

隊員達の気を紛らわすためと戦況を変えるために段ボール戦車を移動させたり、遊撃としてマサイ隊員を動かしたりもしたのだが、どうにも大きく戦局を変えることが出来ずに苦戦することとなった

ヤグラから周囲の動向を伺う隊長
枝葉が生い茂っていて見た目以上に視界が悪いです
どれくらい悪いのかは裏画面で確認してみてください
長時間の戦闘で喉が渇いたのでマサイ隊員に陣地からドリンクを輸送してもらいました
さすが運搬はお手の物ですな

ゲーム最終局面では例年通りの突撃を敢行したのだが味方までもが拍子抜けするほど不発に終わった
要因としては長時間の戦闘によってお互いのポジションががっちりと固まってしまい、戦局を変動させる要素が少なったかった事と思われる
もっと人数が多ければ集中攻撃に圧倒的な人数を投入することも出来ただろうが、今回の兵員数では各拠点への防御も怠らずに突撃に増員させることが出来る人数はせいぜい1~2名だったので焼け石に水としかならなかったのである

結果としては午前、午後ともにD&U連合軍がフラッグを2か所、わがまま連邦軍が1か所を維持していたためD&U連合軍の勝利となった

ゲーム後のお楽しみ的プレゼントコーナー(笑)
個人戦績も披露したのですが写真がありませんでした
モッチーさんからの差し入れアイテムははジャンケンによる争奪戦となりました

隊長は早々に敗退しましたが勝者が知りたければ裏画面を見ればいいじゃないか

例年ならばゲーム終了後にBBQとなるのだがその必要も無かったため早々に撤収準備となっていた
片付けを行いながら今回の結果と個人賞の発表を行ったのだが写真がほとんどなかったため報告は割愛させてしまうことをお許し戴きたい
それよりも隊長が持ってきた「オータ参謀からのお土産」やモッチーさんの差し入れ品などに話題が集中していたのは公然の秘密である


楽しい時間はあっという間に過ぎ、それぞれが帰路へとなったところで今年の長時間戦は幕を閉じた

 

 

あとがき
雨天続きで不完全燃焼を繰り返していた長時間でしたが
やっとのことで完全なるゲームが出来るようになったと思ったらBBQが廃止になったりして
時代と共に長時間戦がいつのまにか(開催してないのに)様変わりしていましたね

20周年記念としての段ボール戦車復活は戦力としての効果の程はまぁそれなりでしょうが
普通のサバイバルゲームでは決してお目にかかることのないドンデモ兵器なので
TPO長時間戦の節目としては採用して良かったのではないかと思います

がっつり戦って時間も遅かったのでファミレスには寄りませんでしたが、吉野家で夕飯にしました

隊長が「牛丼食べたい!」とか言っていたのに実は豚肉食べているのは内緒です

ゲームも午前と午後で区切り、BBQも無くなり、 果たして長時間戦というものの意義というか必要性についても いよいよ考え直す時期なのかとも思うところではありますが
意外と隊員達は毎年の事として楽しみにしているような感じなので
TPOとしてなんとなくまったりと都合の良いやり方で続けていくのもイイかなとも思いました

来年のことはまた来年考えることにして
今年はやっとまともにゲームが出来たことを素直に喜んで終わりとします
                           わがまま突撃隊 隊長 サカモト