2001/08/18・19 ASCS参戦報告


 第二部  「勝利」

 第1ゲームは第Xフィールド、対Iチーム。通常フラッグ戦。ゲーム内容はフィールド毎に決まっている。昨年まで第2フィールドだったところで、森林と平地の攻防戦だが、更に広くなった。フラッグは森林側と平地側。モッチー大将が珍しくジャンケンで勝って、森林側の陣地。相変わらず体調の心配な自分は今回、後衛が主体。隊長も同様に付き合ってくれるが、その動きにすら、ついていけるか怪しい。
 シュヴァルツの連隊長と少佐も火力の関係か後衛にいるが、少佐は武器ではないモノを持っている。バグパイプだ。当時の英軍を再現すべく、バグパイプを演奏しながら進軍するというのだから、全国規模の大会では前代未聞ではないだろうか。多分、シュヴァルツではヒストリカルゲームでお馴染みだとは思うが、自分もこういう戦闘は初めてだ。ゲームの描写は苦手なので、
モッチー大将のレポートを参照してもらうとして、自分は開始後、先頭に続いてゆっくりと前進。すぐ後ろからバグパイプの演奏が続く。既に前方中央では戦闘が始まっているが、左翼はまだ静か。それもつかの間ですぐに会敵。ジッとして守りに徹していればいいのに、射撃音がする方に体が動いてしまう。その間も後方ではバグパイプの演奏。左翼の敵と撃ち合っているうちに、だんだん前に出てしまい、ただでさえ動きが鈍いときに前に出れば、結果は目に見えている。いつもよりは持ちこたえた方だが、あっけなくヒット。まだバグパイプの演奏が続く中をセーフティーへ。
 出てみれば、今回はエリアがかなり広く、森の外の平地まで全部がフィールドで、森の中と外でも撃ち合い。うかつに森の外にも出られないようだが、終了のホーンの前にFMから終了のコール。なんと味方がフラッグアタックに成功したらしい。なかなか動きの良い人がいたようだが、今年からはゲット数は勝敗に関係なくなったので、生存数を気にすることなく、フラッグに突っ込めるようになったからだろうか。とにかく、初戦から勝て
たことには一同大喜びだ。相変わらず早々にやられた自分は体調がすぐれないせいか、勝敗はどっちでもいいカンジだが、この調子で自分がさほど動けなくても味方が頑張って勝ってくれれば・・と、今回は他力本願状態。

  いつも笑顔のモッチー大将

 第2ゲームは休憩なので、駐車場のKチームの看板の前で集合写真。と、DHCの北村刑事部長(だったかな?)が夫人同伴で慰問。皆で、早く着替えて準備するように促すが、冗談に聞こえない。今日は朝から薄曇り気味で、日差しが弱いのと、風も少々あって高原らしく涼しげ。例年の強烈な日差しが無いと、体力の消耗も少なくラクだ。休憩中に雲行きが怪しくなり、ついに小雨が降り出した。これで本日のゲームが中止になればラクだなぁ・・などと不謹慎な考えが見破られたのか、第3ゲームの前に雨は止んでしまい、また陽が差してきた。ヤマの天気は誰の味方なのだろう。

  背中を見せているのが北村夫妻