装具装用報告

サバゲシューズ編3
隊長愛用のトレッキングシューズを比べてみました

長年愛用していたシューズに寿命が来たようですので使用後の様子を報告します

まずは現在隊長が愛用している靴達を紹介しておきます
左:MERRELL MOAB MID GORE-TEX XCR
中:Columbia Saber Mid
右:SIRIO P.F.156-2


本日の主役であり退役するメレル モアブ ミッドです
2011年4月から実戦投入していますのでかれこれ9年近くも履いていました。
塗装された床や市街地フィールドの鉄製階段等で濡れているとかなり滑るので
屋外フィールド中心に使っていましたがいよいよ引退です
下項で崩れ具合を詳しく説明します


こちらは2015年3月から投入しているコロンビア セイバーミッドです
濡れた路面にも強いので主にインドアや市街地戦で活躍してもらっています
現在はモデルチェンジしてセイバー4ミッドが出ていますね


最後は今年から新投入のSIRIO P.F.156-2です
馴染みのないメーカーだと思いますが国産ブランドで日本人の足型から作っていて
甲高幅広の日本人の足にフィットしやすいと登山関係では知られたメーカーです

  
各社のタン裏のラベルを比較してみます
メレルはCHINA製ですが他の2社はVETNAM製ですね
最近はVETNAM製の靴が多いのかな?
シリオは国内販売がメインのためかシンプルな表記ですね

靴は各社で微妙にサイズが違いますので購入の際はご注意ください
ちなみにシリオは25.5だと微妙につま先が気になり、26.0だとやや幅広が気になる感じでした
隊長が普段履いている靴は25.5cmです


それでは本格的にモアブミッドの細部の傷み具合を見ていきましょう


左足内側の拡大です
ひび割れだけでなく合皮の表面が剥がれてきています


左足のソールはここまで剥がれてしまいまいた
奥にBB弾が挟まっているのが判りますかな?


右足のソール剥がれも載せておきます
中には泥とウッドチップが挟まっていました


ソールは剥がれているだけでなく欠落が始まっていました
こうなるともう靴として機能しなくなってきますね


踵や踝に近い部分です
合皮のひび割れや剥がれが酷いですね

 
左の現行モデルはかなり様変わりしているようです
さらに近年は右のような単色で細部が異なるタクティカルモデルも登場しています


中敷きの傷み具合も確認します
しっかりと足の形がついていますが破れなどはないですね
クッション性も保たれていました


中敷きの裏側です
砂埃やゴミの侵入跡がついていますが履き心地に影響はありませんでした


中敷きを外した足底の様子です
目立った痛みはありませんでした
以前の靴にはあった土踏まず部分の擦れ破れもありません


吐き口周囲も大きな破れはありませんでしたが
タンと接触する部分から擦れ破れが始まっていました


靴紐の先端は部品が取れてほつれてきていました
ちなみにこの部分は「アグレット」という名称なのですが知ってましたかな?


最後は靴底の比較です
近年は靴の履き替えはせずフィールドまでこの靴たちで移動してますが
メレルは主に森林系のフィールドで使っていたので減りは少ない方だと思います
逆にインドアなどで酷使しているコロンビアはかなり減ってきていますね
新規導入のシリオのソールはメレルと同じくビブラムですが
独自に共同開発したオリジナルデザインで「USAGI」と名づけられています

シリオはレポート時点では実戦投入されていませんので
後日追記する予定です


靴のレポートはまた履き替えるタイミングで発表するかもしれません

2020/03/22
報告者:サカモト隊長