装具装用報告

市販サイレンサーのクォリティーアップカスタム
さらに消音化するよう改良してみました

ガイチ隊員がサイレンサーの改良工程をレポートしてくれましたので載せておきます
これからは隊員たちからのカスタム報告が増えるかもよ

安価なサイレンサーって、中をのぞくとスポンジと支えのバネが丸見えですよね。
そこで、見た目の向上とついでに消音効果を上げるために、ちょっと手を加えた事例をご紹介。

用意するもの編

サイレンサー
いつ買ったかも分からない物です。
値段も不明。(2000円台で買えたような・・・)
消音効果はちょっとだけ。
このタイプって外すときに中のバネが銃側のネジに食いついて
先にキャップの方が取れちゃうんですよね。
こんな感じでバラバラにしておきます。

アルミパンチ板

ホームセンターで入手。\1560でした。
実は、たまたまこれを見つけて「使える!」と思ったのが始まりです。
いやぁ〜日本の工業製品って素晴らしいですな。

フェルト材

繊維くずで出来てます。
スピーカーの内張りなんかにも使われている物です。
これは緩衝材として使われていたのを再利用。

ネット通販でニードルフェルトや吸音材等で検索すると似たようなモノが手に入ります。

作り方編

まずはアルミパンチ板を切ります。
サイレンサー内にちょうど収まる長さで普通のハサミを使ってチョキチョキ。
0.5oと薄いので簡単に切れます。
切り口で手を切らないように注意です。


切れました。


これを円筒状に丸めていきます。
変形しないように当て木をして均等にペンチの背等で押しつけるようにすると指が痛くならなくて良いですね。
当て木はΦ18oの丸木棒です。


こんな感じです。
これではまだサイレンサーに収まるサイズではないので更に小さく丸めていきます。


パンチ板の端が5oほど重なるくらいまで丸めます。
当て木は外径15oくらいの塩ビ管です。


完了です。
キャップ内側の段差にはまるように調整します。


あとはフェルト材を切って・・・
これでスタンバイOK!


これをグイグイ押し込みます。
多少キツめの方がズレたりしないので
円筒を変形させないように注意しながら最後まで。


ここまで入ったら両端にキャップを取り付けます。


完成。


中をのぞくと・・・
おぉ〜!何やら高性能な感じがします。
パンチ板で出来た円筒がキャップの段差に両端ではまっているので中心もバッチリ
見た目もGood!
消音効果もスポンジよりは向上してます。
簡易測定ですが、最大値が2dBほど低くなりました。

サイズは自由自在なので、色々なサイレンサーに試してみてはいかがでしょうか?

以上、皆様のサバゲライフの参考になれば幸いです。

 

ガイチ隊員ありがとうございました
これもいろいろと応用出来ますので皆さんお試しあれ(^^ゞ

2019/03/23
報告者:ガイチ隊員