ASGKフェスティバルで配布された簡易弾速測定器を
我が隊の弾速測定器と比較測定してみました。
これが配布された簡易測定器のセットです
測定用紙には(白)と(赤)がありますが
材質や厚みは同じようです
測定ケースにはBB弾が留まったところでレベルが表示されています
AからCまでは「適合です」と書かれていますが
ケースにはそれぞれのおよそのジュールがモールドで表示されています
ちなみにAは0.2〜0.4 Bは0.4〜0.6 Cは0.6〜0.8となっています
裏面には測定ケースの組立方法と
測定方法が記してあります
測定ケースは接着剤やネジ等を使わずに簡単に組立てられますが
ちょっと爪が硬くて穴に入れるのがきつかったです
(白)の測定用紙5枚と(赤)の測定用紙1枚を入れて完成です
測定する時にはBB弾が飛び出してくるかもしれませんので
フタもきっちりと閉めましょう
今回の測定セットです
VSR-10 エアコキクーガー ハイキャパ4.3 です
弾速が安定しているエアコッキング中心で測定しました
電動ガンも測ればよかったかな?
まずはクローニーで測定します
この測定値の平均と簡易測定器の結果を比較してみます
はてさて、どのようになりますか・・・
銃種 |
BB弾 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 平均 | J |
マルイ クーガー エアコッキング |
0.2g | 63.46 | 62.12 | 59.08 | 60.48 | 59.07 | 58.64 | 60.10 | 57.18 | 56.49 | 56.21 | 59.283 | 0.35 |
マルイ ハイキャパ 4.3 |
0.2g | 66.22 | 66.04 | 65.47 | 65.66 | 65.30 | 65.74 | 65.58 | 66.01 | 65.76 | 66.38 | 65.816 | 0.43 |
マルイ VSR−10 |
0.2g | 94.77 | 94.18 | 94.43 | 94.32 | 92.57 | 93.50 | 94.24 | 94.56 | 94.21 | 94.04 | 94.082 | 0.89 |
3丁のエアガンの弾速は以上のようになりました
続いて簡易測定器で測定してみます
密閉された容器の中に撃ち込むせいなのか
意外と大きな反響音がしますのでご注意下さい
1枚で3発までは測定出来ると書いてありましたので
場所をずらして3発撃ち込んでみました
見事に「適合です」(笑)
Aですので0.2〜0.4Jという事になりますね
クーガーは0.35Jでしたのでバッチリです
1枚3発を3回 合計9発を測定しました
BB弾は全て「A適合です」の位置に収まりました
2枚目にもうっすらと弾痕が残っているのがわかりますか?
1回の測定で2枚ずつの消費ですので
この程度の威力だと意外と沢山測定できますね
というかこの程度ならわざわざ測定しなくてもイイかも
続いてハイキャパの測定結果です
9発が「B適合です」1発だけ「A適合です」に入ってました
測定用紙は完全に亀裂が入っていたのですが貫通し切れなかったようです
ハイキャパは0.43Jですから測定結果通りですね
最後はVSR−10の測定結果です
9発が「D0.8ジュール以上の威力です」で
1発だけ「C適合です」に入ってました
5枚目を貫通して「E0.98ジュール以上の可能性大です」には
入りませんでしたので「適合です」(^_^)v
全長の長いエアガンを計測する時は
銃口の位置だけでなく向きにも気をつけましょう
でも思ったほど測定は難しくなかったですよ
適合かどうかギリギリのエアガンを測定すると
測定紙をかなり使ってしまいますが
フルで10セット分の測定紙が入っていましたので
最低でも30発の測定が出来ます
以上、3種類のエアガンの結果から
ASGK簡易測定器での測定結果は
初速の目安として十分な精度があると思われます
2006/10/14
報告者:サカモト隊長