2011/10/15 戦況報告

新製品情報をちょい辛口な独自目線でチェックしました
(第51回 全日本模型ホビーショー)

多忙のオータ参謀がレポートを作れなかったので
今年は隊長が一般参加日のみでレポートいたします

今年のホビーショー見学者はこの3名
先着プレゼントを狙って開場15分前に余裕の到着です


しかし!既に長蛇の列となっておりました
(まぁ予想はしてましたけどね)
これではもしかして東京マルイの先着プレゼントは手に入らないかと心配になりましたよ


なんとか無事に入場しましたが
マルイブース前はまだ閑散としていました
どうやら大多数の方々はバンダイやタミヤのブースが目的だったようです


マルイブースを前に気合いを入れる隊長の図
まだ空いているうちにじっくりと見学してしまいましょう


やはり最初はコレでしょ!
出ないかもしれないと囁かれていたSCAR-Hです
レシーバーは新規作成!
マルイさんも気合いが入ってますね


7.62mm×51弾仕様は流石に迫力の大きさがありますね
エミル隊員はかなり購買意欲を刺激されたようです


アウターバレルはショートとロングの2種類が付属します
裏技としてショートバレルも外して
フラッシュハイダーを直接付ける事でさらにショート化も出来ます
逆にショート+ロングバレルで更にロング化も可能です(笑)

気になるインナーバレルの先端は裏画面の指の位置までだそうです


ノーマルマガジンの装弾数は90〜92発
多弾数マガジンは500〜540発くらいで調整中との事でした


マルイのHPに予告画像が出ていたレシーライフルのタンカラーモデル
基本性能はブラックモデルと一緒なのでお好みで選べるようになりました


ステアーHCにもタンカラーモデルが登場
個人的にはステアーというとODっぽい色なんだけど
タンカラーも悪くないですね


そしてこちらが本日のメインともいえるXDM-40です
長きに渡りモック3兄弟と呼ばれていましたが(笑)
モック展示が一番遅かったXDM-40が最初に発売されるとは思いませんでしたよ
しかも年内のSCAR-Hよりも先に発売されるとの事です


隊長もその出来栄えには興味津々であります
ちなみに右上にはパッケージが写っていますが
最近の共通化された箱+製品のシールという仕様とは違っていましたよ


全体の印象はグラマラスでありながらメカっぽい感じ
トリガーガード付け根もギリギリまで上にデザインされていて

グリップの滑り止めのモールドも深いので
ホールド感はかなり良いです

マガジンキャッチは面倒な切り替えは不要で
左右どちらから押してもリリース出来る構造になってます


サイトも前後ともにホワイトドットが入っていて見やすいですね
トリチウムサイトでも入れたいですねぇ


ちょっと驚きなのがコッキングインジケータが可動します
内蔵ハンマーとリンクしていてちゃんとハンマーダウン時には引っ込みます
これで暗闇でもすぐにコッキングしている事が判りますね


チャンバー内の様子
残念ながらPx-4のようにスライドを外さずのHOP調整は出来ません
でもエキストラクターは金属製の別パーツになってます


アウターバレル チャンバー部の刻印
40SW弾仕様である事が判ります


HOP調整ダイヤルは従来製品と同様の位置
安定していて安心感があるとも言えますね


大口径ピストンはPx-4のように片寄ってはいません
プラスネジの左側に見えるのが内蔵ハンマーとリンクして
コッキングインジケータを動かすパーツです


当たり前のようにグリップは大中小の3種類が付属します
ピンによる固定方式のため
交換用に樹脂製のピンポンチも付属します
もう至れり尽くせりですね


ビシビシとくるブローバックの感触にエミル隊員も思わず笑顔になっております


残された2つのモックはお色直しが施されていました
おそらくこの2挺も発売秒読み態勢とみていいでしょう


突然発表のガバメントMK Wシリーズ70です
おじさん達にはこちらの方が人気だと思われます

ただし!ブローバックの迫力は
大口径シリンダーを搭載しているXDM-40の方が上です


綺麗なガンブルーを何層もの塗装で再現しています
手加工のヘアライン仕上げと相まってかなり良い出来となってますよ
拙い 写真では上手く再現しきれず残念です


打刻での刻印はハッキリし過ぎているくらい綺麗です


反対側にも刻印が入ってます
ヘアラインの雰囲気が判るかな?


アウターバレルもヘアライン仕上げになってました


MK Wといえばスプリングタイプのバレルブッシングですが
それすらも見事に再現しています!
ガバのファンはこういう細かい所にうるさいのをマルイさんはわかっていらっしゃる(笑)


ちょっと見辛いですがチャンバー部にもシリーズ70の刻印が入ってます
まったくもってヤバいモデルです
40代以上のエアガンファンはもう買うしかないでしょうねぇ


バイオハザード15周年記念限定モデルは
つい最近にクリス・レッドフィールドモデルを発表したばかりでしたが
今度はバリー・バートンモデルも発売されます

このベレッタ92F系のバリエーションモデルが出るたびに
「HOPが可変になりませんかねぇ?」と聞いているのですが
今回はちょっと苦笑いされてしまいました
(なんとなく含み笑いにも見えましたけど・・・)
ブローバックモデルとしては初期の設計ですから
迫力も最近のモデルと比べると物足りないと感じてしまいますね


こちらも突然リニューアル発表のコンバットマグナムです
パイソンで好評だったVパッキンを搭載して
シリンダー内の構造も改良されているそうです
グリップも銃身長ごとに3種類用意されてます


今回は2.5インチモデルも追加されました
バレル付け根部分の形状も銃身長に合わせて変更になっているのが判りますか?
下の4インチモデルと比べて見て下さい

ちなみにラウンドバットグリップとありますが
ラウンドバット風であってラウンドバットではありません


矢印の部分を2.5インチモデルと比べてみてね


隙間から興味深げに覗くエミル隊員
2.5インチのグリップ後端に注目!
これはラウンドバットじゃなくてスクウェアバットですよね?

実際にこういうモデルも存在するらしいですし
グリップ内ガスタンクモデルではなかなか難しい
3種類からのグリップ交換も楽しめるので仕方ないですが
表記はちゃんとしてもらいたいですなぁ


次世代電動ガンもラインナップが増えましたね
MP5はもう出ないのかなぁ?


新春限定プレゼントを今年も実施してます
シルバーメッキのレシーライフル(スコープ付き)
マルチカモ風ストックのステアーHC
K18金メッキのM92F
凄いなぁとは思うけど、どれも欲しいとは思いませんねぇ


ここまで来てやっとお目当てだった先着プレゼントをゲット
まだ充分余裕がありましたね
柄は予想外の裏表とも10才以上用モデルでした


なにやら小中学生が集まっているコーナーがあったのでチェックしてみました


M9A1が電動ブローバックで発売されるようです
だからぁ〜!ガスブロをリニューアルして(以下略


電動ガンBOYSはゼンマイ巻きマガジンが採用されてHGになっていたのですね
このSCAR-Lもなかなか良く出来てましたよ
発売はまだ来年のようです


BOY系18mmレール用のACOGタイプのスコープ
今回はほとんどガワだけのような状態でしたが
発売時にはレンズが組み込まれるそうですよ


シュアファイアM910Aタイプのフォアグリップライト
実際にLEDライトが点灯します
ちょっと削れば20mmレールにも転用可能だそうですよ
隊長は実物至上主義者ではありませんので
軽量だし雰囲気だけならこれでいいかもって思っちゃいます


マルイの試射ブースではリニューアルされた固定スライドガスガンの試射が出来ました
8つの標的を全て倒すと記念品がもらえます
エミル隊員はデザートイーグルで挑戦!


隊長はウィルソンコンバットマスターを試射しました
コンペンセイターは金属製で重量増に貢献していましたが
ややフロントヘビーでしたね


もちろん記念品はもらうつもりで狙ってます
トリガープルは予想していたより軽い仕上がりになっていました


2人とも当然のように記念品をゲットです
たしかに仕上げは綺麗になっていましたが
構造的には旧作と変わりなく割り箸マガジンのままで
5980円という価格はかなり微妙な気がします


ホビーショーに出展しているもうひとつのメーカー「クラウンモデル」です
こちらは10才以上用では侮れない製品を作ってますので要注意です(笑)


昨年発売されて好評だったスーパーライフルU10ジュニアに
スコープ搭載モデルが追加されました
しかし定価13800円はもう子供達が気軽に買える値段じゃないような気もします


意外な伏兵現る!
B&TのMP9(ステアーTMPの発展型)をモデルにした電動ガンです
その名も「ELEX-9」(エレックス9)
単3電池6本使用ですから電動ガンBOYsの対抗馬ですね


試射してみましたがフルオートのサイクルも早めで安定しているし
セミオートでのキレも良くて初速もしっかり出ているようでした
固定ホップも付いてるので普通に遊ぶには問題ありません
装弾数は26発と書いてありましたが
ゼンマイ式の多弾数マグもあって150発くらい撃てるそうです


電池交換もワンタッチで出来ます
正直言ってマルイのリニューアル固定スライドガスガンを買うなら
殆ど同じ価格のこちらを購入しちゃいますね


10才以上用のエアコッキングリボルバーを初体験
ハンマーコッキングが予想以上に重かったようです(笑)


クラウンさんではエアガン販売もおこなっていたのですが
2日間限定のメーカー直売なので出来れば
もうちょっと「勉強価格」で出して欲しかったなぁ(^_^;)

以上でエアガンレポートは終了です
後は会場を見回って隊長が気になったものをいくつか紹介しておきます


トランペッターという中国メーカーのM16A2とM4カービン
精巧に出来ていますが1/3というサイズで無可動というのは残念です
しかも価格は2000円以上します
1/6サイズでも同等の精巧さ+可動パーツ付きで
半額以下のモデルがすでに世の中には出回ってますね
どのくらいの大きさかは裏画面のエミル隊員の手と比較してみて下さい


若い女性を中心に人気のあるスイーツデコの世界にタミヤが進出してました
考えてみればパテや接着剤や塗料などはタミヤの得意分野ですもんね
有名なスイーツデコ作家の方が実演もしてましたし
すぐ隣の体験コーナー小さい女の子やお母さんまで一杯でした


今回のホビーショーでわがまま突撃隊隊長の一押しがこちら!
カラータイマー型のキッチンタイマーです
ちゃんと2分経過すると赤色になって点滅します
そして最後はスペシウム光線で怪獣を倒して帰っていきます(笑)

麺硬めが好きなエミル隊員は
点滅したところで食べ始めればOKですね


会場も半日歩き回われば充分疲れます
昼食は幕張駅前ビルのフードコートでとりました


最後のシメは鯛焼きソフトクリームです
大きく口を開けた鯛焼きにソフトクリームが乗ってます
餡子と乳製品のコラボは絶妙に美味しかったですよ

本日の戦利品

先着プレゼントのクリアファイル(左と中央)
射的でゲットしたボールペン(右下)

右のクリアファイルは 業者招待日に配られたクリアファイルです
こっちの方が大人っぽくて良かったなぁ(^^ゞ