2010/11/14 戦況報告

TPO最大イベントである長時間戦を行いました

昨年のデザートユニオンでは炎天下で本気で死にそうになったため
今年はもうちょっと涼しくなってから・・・という軟弱な発想により
11月の開催となったのだが、ちょっと遅すぎたかもしれない

今年の長時間戦のフィールドは
以前、一度だけ来た事のある「グランドスラム」に決定した
人気のフィールドは早々に予約が入る為、なかなか難しく
また幹事達も行った事の無いフィールドでは当日の進行に不安が残る
それらを鑑みての判断だったのだが、果たして参加者たちの印象や如何に?

更に今年は例年フィールドマスター的な役割をこなしてくれていた
ノルト曹長がまさかの新婚旅行にて不参加!

かくして例年のお楽しみ企画となるBBQもお手軽なメニューのみとなった・・・

今年のフィールドはちょっと遠いので隊員のピックアップも早めに行動しました
まだ周囲が暗いのがお判り頂け・・・ませんよね

バッハ隊員のひみつ基地にてダンボールを積み込むカツヲ隊員とエミル隊員
おかげさまで今年はバリケード物資は潤沢過ぎるくらいに集まりました

長時間戦当日
2年連続で不採用となっていたダンボール防壁が今年は復帰となったため
バッハ隊員のひみつ基地にてダンボールを接収した
なんでも近所の自転車販売店から譲り受けたモノだとか
大きさ、厚み、品質共に文句の無いバリケード材である

バッハ隊員の功績はちょっとイイ感じとなったのだが
この防壁こそが今回のキモでありネックとなるのを知るのはまだ後の事である

積み上げられたダンボール達
この後、他の参加者からもダンボールの供出があり不足を心配したのが嘘のようなダンボール量となりました

積み上げられたダンボールにウキウキしながら戦闘準備を開始した
それと同時に幹事として集金&弾薬(BB弾)の配布を行う
今年は東京マルイの新バイオBB弾としたが
例年より少ない弾数なのでより厳しい戦況が予想される

戦争というものは常に弾薬不足に悩まされるものなのでその苦境を堪能して欲しい

今年はマルイの新しいバイオBB弾を支給しました
以前の物よりさらに100発も弾数が減っている為に弾薬の運用には気を使う必要が出て来て参加者各位は頭を悩ませるところでしょう

今年もuMACのるー殿より差し入れを頂きました
こういった気遣いは非常に嬉しいのだがお財布の中身の方は大丈夫なのかと余計な心配をしてしまいます(^_^;)

今年も隊員達に助けられてなんとか時間内に準備年が整った
いずれは隊員の助けが無ければ自分のオシメも取り替えられないようになるだろう
事前準備と装備の軽装化を考えておかねばならないようだ

なんとな〜く集まったところで朝礼を開始しましたが今年もグダグダになりそうな処をヨッシー代表幹事が色々とフォローしてくれたので事無きを得たような感じでした
忘れなければ来年からは台本を用意した方が良さそうですなぁ

なんだかんだと慌てているうちに朝礼の時間だ
今年の部隊編成は以下の通りとなった

DHC連邦軍 ダイハードクラブ・uMAC・ゲスト他 11名
わがままPMC わがまま突撃隊・けだもの? 10名

今年は1名差であったが、長年の盟友uMACが敵側となったのが大きい
せっかく無線機も揃えての通信を楽しむ予定だったのだが・・・
昨日の友は今日の敵ということか
これぞ戦争なのである 戦争はいつだって非情なのだ!

豊富な資材を運用してバリケードを構築中のけだもの?の3名
右翼は彼らの活躍でなんとか凌いでいたのですが・・・

敵陣地より覗き込む2名
たぶんuMACのお二人と思われます
普段は仲良くしていてもゲームとなれば別ですから、たっぷりとBB弾をお見舞いして差し上げましょう

朝礼後はヨッシー代表幹事と早々にフラッグ位置を設定したのだが
私の記憶よりも横幅に深みが足らないようだ
なんとか3つのポイントを設定したが
それぞれのポイントが近くて頑張れば全てを見渡せそうなほどで
もちろん射程距離内といっても過言ではないだろう

今思えば、2008年のインドア長時間戦の時のように
フラグを2つにしてしまうのもアリだったかもしれない

ダンボールバリケードを構築しての長時間戦は実に4年ぶりでした
わがまま突撃隊でも初めての経験となる隊員が過半数でした
(そういえば赤城フィールドを知っているのも隊長とツシマ少尉だけになってしまいましたね)

いよいよ今年からツシマ少尉も無線機を購入しての参戦でしたが良質なヘッドセットが間に合わず通信には苦労していました
今年は無線機関係で隊員達と買い物に行く機会が多かったので事前に買っておけば良かったと申し訳なく思いました

久しぶりにダンボールバリケードを構築して
いざ開戦!となったのだが若干の違和感を感じた
どうやら相手側のバリケードの方が圧倒的にペットボトルに近いようだ
一瞬、隊員達から不満の声が漏れたが
「不利なら不利でそれを楽しむ」のがモットーの長時間戦なのだ
ここはそんな不利な状態を心ゆくまで堪能してもらおう

戦争はいつも自分が有利とは限らないものなのだ

ジョウ隊員も初めての長時間戦に向けて無線機を一式揃えてくれました
我が隊では唯一のBouwmanタイプのヘッドセットを装着しています
使用感はどうだったのか聞くのを忘れました

こちらも長時間戦初体験のヨイチ隊員
気が付いたらコケてました(笑)
「この歳になってこんなに見事に転ぶとは思ってなかった」と言ってましたが、サバゲやってると意外と転ぶ機会は多いですから気をつけましょうね

今年もわがまま突撃隊は参加隊員全員に無線機が行き渡るという快挙となった
というか惜しくも参加出来なかった隊員まで無線機を購入している
年々無線機装着率が高まるので運用方法も更なる工夫が必要となるだろう

戦闘は左右のペットボトルが相手側有利のまま膠着状態となり
中央は全方位から見渡せるため双方共に迂闊に手が出せない状況となっていた
更に大量のダンボールが集まった事で要壁構築が広範囲に及び
充分過ぎる程の遮蔽物がフィールドに出現した事で
互いに攻め難く、状況を変化させにくいレイアウトとなってしまったのだ
まさか潤沢なダンボールが逆にゲームを膠着させるとは
今までのゲームでは思いも寄らない展開となったのは意外であった

埒の開かない状況に業を煮やした黄色チーム司令官である隊長は
ここである奇策を打って出る事にした

今年も隊長はスナイパーに徹していました
こんな感じで相手が見えるのですが微妙な距離でなかなか当らずに苦労しました

昨年は満を持して投入した3挺めのMINIMIが戦闘開始直後にピスクラしてしまい不完全燃焼気味だったカツヲ隊員でしたが 今年は2挺めMINIMIが絶好調で充分な働きをしてくれました

ゲーム開始1時間半ほどで装備を外すエミル隊員
彼には隠密にてのペットボトル奪取の極秘指令が出されたのです
どの位の隠密行動だったかは裏画面で確認してみてください
エミル隊員の居場所が判る人には100ポイント差し上げます

隊長が打った起死回生の奇策とは・・・
隠密裏に中央ペットボトルまで進攻し
決死のペットボトルゲットを敢行する事である
ぶっちゃけ奇策というほどでもなく ただ単に無謀とも言えるのだが
この勇気ある作戦に名乗りを上げたのは我が隊のホープあるエミル隊員であった

重要な作戦行動中に不用意に飛び出してやられた隊長は出発陣地にてゆっくりと休憩中
カツヲ隊員の差しいれのミルクチョコを堪能してました

ちなみにスニッカーズは本当にマグポーチに差したまま戦闘していて戦闘の途中で食べてしまいましたとさ

戦闘中に撮影係としてヤグラに登るバッハ隊員
赤いジャケットが目立ちますね
撮影を任せていたので彼の戦闘中の写真がありませんでした ゴメンなさい

エミル隊員の30分以上に及ぶ潜行により中央のペットボトルは奪取出来たが
両翼のペットボトルは確保されたままとなっていた
何度かの突撃指令も不発となり打開策が見出せぬまま刻々と時間が過ぎた

バッハ隊員がヤグラの上から撮影した
「見事に黄色のペットボトルを載せて更に潜伏中のエミル隊員」です

ゲーム終了後に相手チームから「いつ黄色が載ったのか気付かなかった」と言わしめた程の潜伏能力を発揮しました

左翼で攻撃の隙を伺うヨイチ隊員
サバゲを始めて3ヶ月で長時間戦を経験するのですから今後の飛躍が期待出来ますね

いよいよ5時間に及ぶ戦闘も大詰めを迎えてきた
今年は最後の攻撃を左翼のペットボトルと決めたのだが
射程距離内とも言える右翼からの攻撃も牽制しなければならず
充分な戦力を振り分けられないまま最終決戦の時間が来た
・・・

敵陣で活躍していたであろうヨッシー代表幹事
こちらからは全く窺い知る事は出来ませんでしたが、今年の作戦はどんな感じだったのでしょう?

ゲーム時間終了間際の戦闘では直前まで右翼のスナイパーと対決していた
(たぶんDHCのヤマモトさんだと思う)
なんとか右翼の攻撃を薄めて左翼への援護とする為だったのだが
結局、左翼側も攻め切れずに終了となってしまった

集合写真もバッハ隊員にお願いした
今年はノルトさんもキースさんもいないのでバッハ隊員のカメラがメインでの撮影となりました

秋も深まり日が暮れるのも早いので早々に集合写真を撮っておく
ここでもバッハ隊員が素早く対応してくれたので助かった

今年の集合写真です
皆さんお疲れ様でした

後片付けも早々に今度は毎年恒例のBBQ・・・と言いたいところではあるが
今年はノルト料理曹長がおらず火起しや管理が難しい為と
ゲーム後から日没まで時間が無く、フィールドにも照明設備が無いことから
簡単に食せる「おでん」と「カップ麺」の支給となった
確かに満腹にはなるのだがバリバリと肉を貪り喰う事を
長時間戦後の楽しみとなっていたので残念だと感じた参加者もいたようだ

大量のダンボールの撤収も食事の支度も参加者全員が率先してやってくれたので非常に短時間で済みました

今年の最優秀最多戦死者はIthaca君でした
右翼の攻撃の要として突撃を繰り返してくれましたからね

次点はるー君で次々点はバッハ隊員でした
るー君の戦死ポイントの半分くらいは私が撃ってます

カップ麺&おでんはやや涼しくなってきた気温ということもあり
当初の印象よりは意外と好評だった事を付け加えておく
なによりも主催者としても後片付けが楽なのは嬉しい

食事があらかた行き渡ったところで今年の戦況結果報告と
敢闘賞のような賞を設けて活躍した兵士を表彰した

なんと!無戦死賞が出ました!
エミル隊員はゲーム時間の殆どをブッシ
ュで伏せていましたからね
商品としておでん種とカップ麺を贈呈です

次点は隊長でした
まぁ司令官はあんまり死なない位置にいますから当然なので威張れませんな

次々点は大勢いました
この辺のメンバーには来年はもっと突撃してもらいましょう

11月の茨城の日暮れは早い あっという間に辺りが薄暗くなってきた
食事の途中ではゲストさんによるフリーマーケットもあったりして
名残り惜しくもあったのだが早々に撤退準備に移った

現地でダンボールが処分出来なかったので再び車にダンボールを積み上げました
あっという間に暗くなるので手早く片付けなければいけません

アイスを食べるにはちょい寒い季節になってきましたね

ジョウ隊員はコンビニ途中で迷子になったまま帰宅してしまいました
う〜ん 残念!

ちなみにわがまま突撃隊の最後のシメは今年はアイスではなくスイーツでしたとさ

 

あとがき
昨年の灼熱のサバンナとはガラリと変わって
避暑地のような気候での長時間戦となった今年のフィールドでしたが
フラッグの位置とバリケードの量を再考すれば
更に面白い展開が出来そうな可能性を感じさせるゲームとなりました

久しぶりのバリケード構築も面白かったですね
もうちょっと時間を取ってのんびりとした構築もありだったかもしれません

箱で持ち帰ったミルクチョコと「おでん種」
これで家族のハートもがっちりキャッチ!

あまりサバゲとは関係無いですね

今年タイムキーパー&火起こし番長のノルト曹長がおらず
打ち上げは簡単なメニューとなったが
準備だけでなく後片付けの簡単さという意外な発見もあり
今後は炭火を使わないガスコンロのみのメニューでいきたいと思うのが
主催側としての本音でございます
まぁメニューにバリエーションをつければいけるんじゃないかな?

また来年もどこかの有料フィールドでの開催となると思われますが
暖かい食べ物が美味しく食べられる
今年と同じような時期が開催には向いているのかなと感じました
                   わがまま突撃隊 隊長 サカモト