2010/10/14 戦況報告

新製品&新情報を今年もオータ参謀が速攻でレポ
(第50回 全日本模型ホビーショー)

毎年恒例!幕張メッセで開催された全日本ホビーショーに行ってきました。
今回は、第50回目の記念すべきショーですが、果たしてその中身は?

 
会場に入って最初に気付くのは、出店数の少なさです。
大手メーカーのブースも昨年に比べると面積が小さくなって、
全体的に、こじんまりした感じになってます。
不況の波は、どんどん深刻になってるんだなぁ・・・・なんて思いながら
マルイブースに向けて階段を下りていくと、一際目立つ展示が目に入りました。

 
童友社ブースに展示されている戦国武将シリーズです。
この他に、日本の城シリーズも展示されていていますが、
ここだけ見たら、とてもホビーショーの会場とは思えません。

煌びやかなブースを後にして、本命のマルイブースへ行きましょう!


静岡ではモックだった電動ガン・ボーイズの「SOPMOD M4」です。
ちょっとフロントヘビーですが、元々が軽いので大して気にはなりません。
セミ・フルのキレも、チョッと改善されている様です。これは買いですね!
このシリーズ用に18mmRISシステムを標準化してオプション展開も予定している様です。


既に雑誌でも紹介されている、ウォーリアシリーズ第3弾「フォリッジ・ウォーリア」
色が違うだけですが、フィールドでは結構効果が高いかもしれませんね。
ここまでやるなら、バレルも艶消しの黒染めとかにして欲しかったです。
これに合せてって訳ではないでしょうが、シングルカラムタイプの40連マガジンも発売されます。


静岡でも展示されていた「レシーライフル」はダニエル・ディフェンス社の公式ライセンスを取得したようです。
右は銀ダンエアガンのリアルフィニッシュ。 
既に市販されていますから、持っている人も多いのでは?
やっぱり、銃はこの色ですよね!

   
ハイサイクルの新作「AK47」です。
ベースモデルはスペツナズモデルですが、アッパーデッキにレイルを搭載。
ストックをM4系に変えての登場です。
使い勝手は良くなっていると思いますが、AKにM4のストックはあり得ない!って思いませんか?


今回のマルイブースで、私の一番気になった製品がこれ。
レティクルが赤と緑に発光し、輝度も5段階に調整可能。
ズーム倍率1.5〜4倍と言うのもサバゲ向き。

特に、1.5倍という倍率は
スコープ使用時も両目を開けてサイティングする私にとっては嬉しい倍率です。
(ホントは1倍スコープが欲しいんですよねぇ・・・)


次世代電動ガンの新製品「SCAR-L Mk16 Mod.0」です。 
2色同時に年内発売。 価格は\59,900です。
重量は有りますが、バランスが良いので片手で持っても苦にならず、非常に良くできた銃だと思います。
でも、このスタイル・・・好きになれません。 
特にストック周り・・・機能的で素晴らしかったです・・・でもキライです。

   
アッパーフレームは、なんと切削加工で作られてます。
この為、レイルのエッジもシャープで非常に素晴らしい出来でした。
今回の展示品は、残念ながら試写は出来ない物でしたが、
メカボックスも新規設計との事なので
きっと素晴らしいパフォーマンスを見せてくれるのだろうと思います。


こちらは、フルオプション搭載モデル。
ダメだ・・・好きになれない・・・。


サカモト隊長お待ちかねの「Px4」です。
いよいよ製品になっての登場です!
FN5-7にも採用されているφ15mm大口径ピストンカップを搭載!
迫力のリコイルショックを体験できます!
満を持して登場した「Px4」!会場でも一番の注目アイテムでしたよ!


バックストラップは、アーチ、ストレート、ラージの3種に交換可能。
もちろん、それぞれが標準品として同梱されます。
バックストラップは、グリップエンドに有る丸いボタンを押せばワンタッチで交換が出来ます。


ロテイティング・バレルも忠実に再現、意味も無くスライドをゆっくりと引いて、
チャンバーが回転するのを眺めてしまいました。
そして、この製品の隠れた目玉が左の写真。
ホールドオープン状態でホップの調整が可能です。
指が太い私には、若干のやり辛さは有るものの、分解しないで調整出来るのは大変ありがたいシステムです。


次期製品のモックは静岡の時と変わっていませんでした。
発売順序や時期も未定だそうですが、実はショーの最中に
「M&P」だけが商談ブースに持ち込まれた時間が有ったのです。
そう言えば、この機種だけは雑誌の特集なんかも結構有るような・・・。
S&W系オートは結構私好みなんで、期待して待ちましょう。


マルイブースを後にして、クラウンモデルのブースへ。
ここでは、「お!」っと思う新製品が展示されていました。


それが、この銃。
10歳以下用スナイパーライフルの「U10ジュニア」
SS9000を一回り小さくしたような外観の銃ですが
素直な弾道は室内プリンキングでも使えそう。
ロータリーマガジンにカートリッジを詰めて撃つリアルな方法と
ケースレス(懐かしい言い方ですね)の2通りの選択が出来るのも、遊び心をくすぐります。
SS9000にそっくりですよね?と社長に言ったら
「真似したんだから当たり前だ!」と言い返されました。
そのあたりの割り切り方も最高です。


銃以外で気になったのがコチラ。
フルカウル・ミニ四駆の名機「マグナムセイバー」が新型シャーシを搭載し
「マグナムセイバー・プレミアム」となって再販されます。
今更、レースに出る気は無いですが、チョッと手元に置いとこうかな?と思わせる製品です。

 

こちらはオマケ

ラジコン用プロポメーカ最大手のフタバから発売される
アンテナ内蔵の2.4GHz航空機ラジコン用プロポです。
航空機ラジコン用プロポとしては世界初のアンテナ内蔵機で
私が2年越しで企画提案した物が、ようやく製品化されました!

以上!オータ参謀の速報レポート、お疲れ様でした(^O^)/

 

一般公開日版として隊長が個人的に気になった所を
ちょっとだけレポします
 
全日本模型ホビーショー(通称プララジショー)は
1963年の第1回から今年で第50回と歴史のある見本市なんですよ


会場に入ってすぐの場所に東京マルイが陣取ってました
これって殆ど一等地だよね
隊長が会場に到着したのは午後3時半でしたので
そろそろお客さんが帰り始めた頃でした


電動ガン・ボーイズの「SOPMOD M4」の電池は
PEQ2タイプのバッテリーBOX内に単3電池が6本入ります
当然PEQ2は取り外し出来ません


「フォリッジ・ウォーリア」の特徴的なグリップ
着色方法は企業秘密となっていて
長期間の使い込みでも簡単には色が落ちたりはしないそうです

ハイキャパのスライドを流用してますが
スライドストップ部にはしっかりと金属インサートが入っているそうです
(デザート・ウォリアーと同じですね)


ハイサイクルAK用のモーターとして
新開発のショートシャフトタイプが出ました


セミオートの切れが抜群に良いです
エミル隊員はかなり気に入って購入決定のようです


待ちかねたPx4ですがこの2挺の違いはわかりますか?
バックストラップがアーチタイプとオーバータイプになってます
個人的にはアーチタイプの方が良かったですが
ワンタッチで換えられるので色々と試すのも
気軽に出来そうですね


ワンタッチ交換といえば
左右どちらにも設定できるマガジンキャッチは
マグキャッチ内側の部品を引っ張り上げるようにすると
分解/変更が出来るようになっています
工具を使うので「改造扱い」と判断されるかもしれないので
もしかしたらマグチャッチの変更方法は
取扱説明書には記載しないかもしれないそうです
この辺の扱いは難しいですね


CQフラッシュも問題無く装着出来ました
いやぁ〜 カッコいいですね!
裏画面にはヨダレを垂らして見ている人が写ってます


クラウンのキッズサイズのショットガンタイプのコッキングエアガン
10歳の娘でも問題無くコッキング出来てました


そしてこちらが新製品のボルトアクションライフルです
なんだか22口径のバーミントライフルみたいで可愛いです