2006/11/04 戦況報告

火縄銃実演射撃と「歴史のなかの鉄炮伝来」
(国立歴史民族博物館にて企画展)

佐倉市にある歴史民族博物館で鉄砲の歴史展が開かれていて
その関連イベントとして火縄銃の実演射撃(空砲)が
行なわれるということで見に行ってきました

ここが歴史民族博物館 通称「歴博」です
日本の民族的歴史資料が沢山あります
老若男女問わずに一見の価値がありますよ


火縄銃の実演時間まで時間がありましたので
通常展示も見てみました
まずはロビーで着替えです(ウソ)
鎧兜の体験試着が出来ました


展示品のなかには鉄砲もあったのですが
大半はイベント展示に移動しているようで寂しい感じです


ちなみに特別展示は撮影禁止でしたので
写真がありません


お待ちかね実演射撃です


能當流砲術は鉄砲鍛冶師が完成した鉄砲を
試し撃ちする時の作法を受け継いでいる流派だそうです


沢山の見物客が周囲を取り囲んでいますが・・・
あ!知ってる人発見!


某チーム所属のキースさんです
実は射撃シーンにはキースさんから頂いた写真がかなり入ってます
いつも写真提供ありがとうございます


試し撃ちの伝統作法なので実戦的(笑)な射撃術ではなく
礼儀作法を重視した撃ち方でした


発射の轟音とともに大量の白煙が!
これじゃ全然前が見えなくなってしまいます
無煙火薬が開発されるのは当然ですなぁ


多人数による連射は迫力満点です
わがまま突撃隊もこの装備でサバゲやろうかしら?
ダメ?


実演の合間に火縄銃の説明があって
実際に分解して見せてくれました

種子島の鉄砲伝来によって
ネジの技術が日本に入って来たとも言われてますね


大筒の発射の瞬間です
火縄から火皿の火薬に火が移った瞬間を撮影出来ました


一斉射撃です
カーソルを合わせると発射しますよ(笑)
こうなったら次弾発射どころじゃないよなぁ


実演射撃の後に質疑応答の時間があり
間近で火縄銃を見る事ができましたよ
これは火薬入れで1回分の火薬を入れておきます


機関部のUPです
中央の火薬皿の穴から内部に火が入って
発射火薬が燃焼します
蓋の役目をしているのがまさしく火蓋です
「戦いの火蓋を切る」とはこれのことですね

学生の皆さん!ココ、試験に出ますからね!(笑)