TKPD装備
オリジナル市警察専用 無線機

TKPDでは官給品として設定し全員が同じ無線機を装備しています


LawEnforcementといえばこんな感じのカッコイイ無線機を想像しますよね
またミリタリー用としてダミーの無線機なども発売されていますのでそれを使うことも検討しましたが
全員が安価で手軽にそして「同じ物」を装備することで統一感を出すことにしました
考えてみれば同じ管轄署内で違う無線機が使用されているというのも変ですもんね

ということでオリジナルの無線機をイチから作製することにしました
しかも希望者を募ったら当然のように20個以上となりましたとさ


まずは製作するための材料を調達します
今回は本体ケースを市販の汎用ケースとすることでコストと手間を減らします
ケースのサイズは海外LEの大型無線機ではなく国内の警察無線機に近いサイズにしました
上の方にあるように アンテナとスイッチとイヤホンジャックも用意します


まずはスイッチ用の回り止めスペーサを20個+αの枚数で作ります
全てがこんな感じで量産ぽい作り方になってます


テーパーリーマで穴を広げます
穴の形状がガタガタになっていますが
どうせ組み上げたら見えないところなので仕上げたりはしません


完成したスペーサです
スイッチの回り止めとなる爪と合うようになっているのが判りますかな?


続いては本体ケース上部のハメ板に部品を組み付ける穴を開けます
3カ所とも穴径が違いますがまずは小さめのドリルで全て穴を開けてから
スペーサと同じようにリーマで穴を拡げていきます


3つの部品を挿入して穴の大きさを確認します
入れる方向が逆になっている部品もありますが
この時点では 穴径の確認をしているだけなので問題ありません


スイッチの回転位置に注意して最初に作ったスペーサをハメ板に接着します
ここでズレるとスイッチの最初の位置が変わってしまうのでしっかり確認してから接着です


右からロータリスイッチ(15段クリック付のハイグレードタイプ)
イヤホンジャック(金メッキステレオタイプ)
アンテナ(フレキシブルwi-fiタイプ)
もう 判っているとは思いますがこれらには「何も接続されません」
まさに「ダミーな無線機」なのですが部品それぞれには本物の機能があるという贅沢仕様です

もうお気付きになっているでしょうがこのダミー無線機はwi-fiのアンテナを装着してあります
まぁ諸事情あってwi-fiアンテナになったのですが
結果として『東葛市は無料wi-fi環境が市内全域をカバーしている』という設定となりました
※裏設定として…このwi-fi環境を整備するために某企業から多額の援助があったと噂されています


完成した操作部分となります
さすがに20個以上あると量産している気分になります


操作部を本体に組み付けます
その際に部品のネジ部にも緩み止めのためにホットボンドを付けておきます


最後は裏面からネジ止めします
無線機1台だけならネジ4個を締めて終わりですが20台以上ありますので・・・
もう地獄で「ネジ締めの刑」とかいう罰を受けているようなネジ締め個数となりました


ちょっとっ別の日時となりますが
わがまま突撃隊のメンテナンス会の時にロッチャ隊員が無線機の操作面を作成してくれました
隊長が横からゴチャゴチャと注文する要件を黙々とデザインに入れ込みます


そして完成したのがこちら!
なんと!オリジナル無線機の操作面はこの画像1枚で済ますのです
どうせダミーですし普段はケースに入れて上部分しか見えないですし
3メートル離れたら気付かれませんからいいのです
それよりもコスト優先なのです(笑)


1枚ずつ切り出した操作面を本体ケースに貼り付けます
調達したケースにはおあつらえ向きに凹面が作られていますのでぴったり合います

某メーカーのロゴに似ているような気もするかもしれませんが全くの別物です
当該メーカーの一部の方には大ウケだったという情報も聞いてますのでご安心ください
どうしても安心出来ないという方は裏画面でロゴをご確認ください


オマケとして本体裏側には管理番号を貼り付けました
こういう小細工がなんとなくリアル感を出したりするんですよね


はい!完成したオリジナル無線機です
これだけあると壮観ですね!
ケースのサイズを小振りにしたので中に無線機を仕込むこともほぼ不可能で全くのダミーですが
中には何も入っていませんので重量も100gほどしかなく装備として身体に負担をかけません
そしてアンテナとスイッチを破格で入手出来たことにより
1台当たり野口英世先生1人分で隊員に配布することが出来ました

 


最後はTKPDのバッジと一緒に・・・
ちょっと雰囲気出ましたね